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アマゾネス対ドラゴン AMAZONS AND SUPERMEN(1974・イタリア/香港) | |||||
| ■ジャンル: アクション ■収録時間: 94分 ■スタッフ 監督 : アル・ブラッドレイ 製作 : オヴィディオ・G・アソニティス / ジョルジオ・カルロ・ロッシ 脚本 : アルド・クルード 撮影 : フォスト・ロッシ 音楽 : フランコ・ミカリッツィ ■キャスト ニック・ジョーダン(アロ) マーク・ハンニバル(ムーグ) ユエ・ホア(チャン) マリサ・ロンゴ(マイラ) マグダ・コノプカ(女王) |
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■あらすじ 時代は古代ギリシア。アマゾネス軍団の襲来に悩まされる村に三人の助っ人がやって来た。不死身の聖人ダーマと名乗る軽業師アロ(ニック・ジョーダン)と怪力の黒人ムーグと中国から来たクンフー使いチャン。三人はアマゾネス軍団をやっつけるべく村人と協力して戦うのだった。 ■アマゾネス集落の掃除夫求む 朝昼晩調教付き ![]() 『アマゾネス対ドラゴン』・・・この題名に期待してはいけないぞ諸君。これは決してクンフー映画でもエロ映画でも何でもない。原題は『アマゾネス軍団対スーパーマン達』なんだから。しかし、エエよなぁ〜。この褐色の腹筋。シドニーにいた頃からポールダンサーの腹筋を見てムラっとくるようになったオレにとって、女性の引き締まった腹筋っていいんだよな。それと張りのある太股・・・。 そんなオレ的視点で言わせて貰うと、ダサいスーパーマン達に守られるよりも、アマゾネス達に支配されてる方が幸せなんじゃないかなと思ってしまうんだが。下足番でも便所掃除係でもなんでもいいからアマゾネスの下っ端として生きてる方が・・・ なんて馬鹿な妄想を働かせる事の出来る諸君にとってはオススメの作品。そうじゃない人々にとっては観るだけ無駄な作品(恐らく全女性を含む)。 ■マリサ・ロンゴをゆきゆきて進軍せよ! ![]() アマゾネス軍団を裏切ることになるマイラちゃん役で登場するのが、マリサ・ロンゴ嬢。そう『ドラゴンへの道』(1972)でノラ・ミャオ様を可愛く怒らせ、ブルース・リーに全裸で迫ったねぇ〜ちゃん。本作中においてこのナイスなおっぱいは拝めないが、美脚はたくさん拝めるぞ。 それにしても彼女のバカっぽさが、いいんだよなぁ。つい数分前までは殺そうとしていた男とどうして滝で愛し合うのかねキミは。しかもスローモーションで愛し合う二人。かなり羨ましいぞこの男=現役マフィア構成員ニック・ジョーダンことアルド・カンティ(後述)。 ![]() ここでマリサ・ロンゴ(1950− )について語っておこう。彼女はイタリアのヴェニス生まれで、モデルとしてキャリアをスタートした。『アマゾネス』(1973)などにも出演したが、結局代表作は『ドラゴンヘの道』という具合に作品に恵まれない中、1990年代に引退し、今はロマンス小説家として活躍している。 お年を召されてもその美貌は衰えず、精力的に活躍しているらしい。 ■一番長身の金髪美女を探せ! ![]() なぜか唐突に全キャストの集合写真から始まる拍子抜けのオープニングにダサすぎてグゥ〜の音も出ない音楽とタイトルバック。総集編のように見せ場をつないでいるのだが、逆にその緩いアクションにすっかり期待はアマゾネス一点集中になってしまうこと間違いなし。 そして、颯爽と始まるアマゾネス天下一武道会の模様。いいねぇこの衣裳とダイアナ・リグみたいなお姉さん。しかも綺麗どころのアマゾネスがたくさん終結してます。そして、泥レスならぬ針地獄レスリング。それにしても一際長身の金髪美女のお姉さんがかなりのマイタイプ。 ■マグダ・コノプカ 本気に色情狂と言われた女 ![]() そして、決勝戦。意外に迫力ありで褐色の肌が躍動しています。しかも砂にまみれてフランケンシュタイナーをかますアマゾネス。この技はいいぞぉ〜〜。オレも食らいてぇ〜。と感情移入たっぷりに冒頭は展開していくのだが、この素晴らしい展開も三人のスーパーマンの登場によって終止符となる。 三人のスーパーマンは間違いなく要らなかったな。この作品を観たツワモノたちは間違いなくそう感じるはず。もし冒頭の展開で90分消化されていたならば・・・この作品は間違いなく一つのエポックメイキングになっていただろう。 ![]() アマゾネスの首領に選ばれた女性を演じるのはマグダ・コノプカ(1943− )。ポーランド人であり、この作品では奇妙なカーリーヘアーカツラをつけているが、実物はもっと美女だ。実は名門の出の彼女は、父親は高級官僚であり、馬のいる大邸宅で育ったという。これがポイント。 だからこそ乗馬のシーンは実にこなれている。1950年代終わりに家族がロンドンに亡命し、モデルとして活躍し、1964年に映画デビューを果たす。1967年12月に金持ちの実業家と結婚するも3ヶ月で夫の暴力を原因に離婚する(後に元夫より浮気性、気性の荒さ、宝石などの数々の資産を盗んだと非難される)。1970年『恐竜時代』で注目を浴び、1972年ショーン・コネリーと何日かエッチする。 私生活においては、色情狂的行動で有名な女性で、1971年には自宅で熊を飼っていたので近所から訴えられたりしている。結局、アルコール中毒や数々の警察沙汰により次第に映画の仕事はエロ映画のみに限られ70年代後半には完全にフェイドアウトしてしまった。 ■ローマの公園で発見されたニック・ジョーダン ![]() 実生活でもかなりエロかったというマグダ・コノプカとマリサ・ロンゴともうひとり(実は一番綺麗だったりする)長身の金髪美女の三人に縛り付けられるスーパーマン。この美味しい構図に思わずいらぬ想像力を働かせてしまうが、大した展開もなく無事逃げおおせてしまう。 それにしても、このスーパーマンのコスチュームが究極にダサすぎる。そのダサダサ度を比較するならばまさにスーパーサイヤマン並みのダサさ。しかも、それでなくてもアクションがトランポリン使用丸出し(トカ宙まで披露)のメリハリのない緩さにもかかわらず、スローモーションの多様で更に緩くなっている。どうせスローを使うなら馬上で揺れるアマゾネス様たちの胸の谷間をスローにしてくれと皆思ったはず。 ちなみに主役のニック・ジョーダン(アルド・カンティ)が全てのアクションを自分自身で実演している。ところでこの男は元々チネチッタ所属のスタントマンだったが、その頃からマフィアの構成員となり、1991年の初めにローマのヴィラボルゲーゼ公園で他殺死体で発見された。 ■古代ギリシアを彷徨うクンフー服の中国人 ![]() 上の画像を見てもらっても分かると思うが、アクションシーンになると男性アマゾネスが混じっていたりするのだが、それはそれで観ていて面白い(「バトルフィーバーJ」のミス・アメリカのような感じ)。 それにしてもこの中国人。どう贔屓目に観ても(贔屓するヤツもいないよな)ドラゴンじゃね〜だろ。水牛にまたがり日傘をさして優雅にユーラシア大陸を彷徨っているのだが、イタリア映画にかかれば全く違和感がない所が素晴らしい。しかし、香港と合作したにしては殺陣がひどすぎる。特に中国娘の殺陣は笑うしかないほどしょぼい。 ■アマゾネス復活待望論 ![]() 1970年代にオレが生まれるほんのちょっと前に起こった「アマゾネス」旋風。これがどれだけ世界的な旋風だったのかは当時生きていた人たちのごくごく一部しか分からないだろうが、オレが再放送で観た「スパイダーマン」という「キミぃ〜はなぁ〜ぜ♪」とか歌っている東映のドラマでアマゾネスという悪党が登場する。オレがアマゾネスという言葉を知ったのはこの時が最初だった。 やがて小学校6年の時、テレンス・ヤング版『アマゾネス』が夕方くらいにKBS京都かなんかで放映され、こそっとビデオ録画しようとしたが失敗した経験がある。そんなオレにとって伝説の作品が、この作品と『空手アマゾネス』だった。 とにかく全編ゆる〜い演出でとてもいい。オイ!誰かVシネマでいいからロシアン美女や南米美女を集めてアマゾネス2008でも撮ってくれねぇか?但しスーパーマンはいらねぇから。絶対世界中が買いたがると思うけどなぁ。WWEを辞めたばかりのディーバを二人くらい出したら完璧だよ。 − 2008年3月4日 − |
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