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黄金の七人   SETTE UOMINI D'ORO(1965・イタリア)
■ジャンル: アクション
■収録時間: 91分

■スタッフ
監督 : マルコ・ヴィカリオ
製作 : マルコ・ヴィカリオ
脚本 : マルコ・ヴィカリオ / マリアノ・オゾレス / ノエル・ギルモア
撮影 : エンニオ・グァルニエリ
音楽 : アルマンド・トロヴァヨーリ

■キャスト
フィリップ・ルロワ (教授)
ロッサナ・ポデスタ(ジョルジア)
ガストーネ・モスキン (アドルフ)
本当にいい女とは、ここまで突き抜けた女の事を言うのである。峰不二子≠フモデルでもあり、男性にとって永遠の女神のシンボル=ジョルジア。彼女を知れば男性を手玉に取ることが出来る。さあ上手に男性を手玉にとって夢を見させてあげて下さい。こういう女に手玉に取られることこそ男のロマンなんです。

■あらすじ


スイス銀行から7トンの黄金を盗もうと1人の美女ジョルジアちゃん(ロッサナ・ポデスタ)と6人の男達が、ジュネーブにやってきた。そして、まんまと強奪に成功するも、ジョルジアちゃんが裏切り、黄金を独り占めしようとする。さてまんまとジョルジアちゃんが黄金を独り占めできるのか!?


■目立ったもん勝ち!



この映画の舞台は、スイスのジュネーブ。そして、この2人こそが『ルパン三世』のルパンと峰不二子のモデルなのである。そう彼らはスイス銀行の金塊を盗みにやってきたのだ。しかし、
本来は泥棒というものは目立ってはいけないのではないか??という疑問をよそにこの2人は冒頭から目立ちまくりなのである。それにしても、ジョルジアちゃんの出で立ちは、常人のレベルをはるかに超えている!しかも、イタリア人女性の凄いところなのか、彼女はごく当然のように着こなしているのである。これぞ本物のセレブリティである。どこかの国の、恥ずかしげに(もしくは変に誇らしげに)着こなしている芸能人とは筋が違うのである。似合っているかどうかは二の次でいいのである。

もちろんテーマ曲はアルマンド・トロヴァヨーリ作曲/イ・カントーリ・モデルニによるシャバダバ調のスキャット。これこそ、オシャレ・ポップスの魁だろう!この音楽に心躍らない女性とは、お付き合いしたくないものだ。


■黒のロールスロイスで威風堂々と登場



しかも黒のロールスロイスで登場とは、ありえなさ度200%である。まさにこの貴族強盗ぶりが、ルパン三世の魁とされる由縁である。


■いい女の条件 その1



ジョルジアちゃんは、白の毛皮のコートと黒髪のウィッグという顔のつくりが重要視されるコンビネーションをいとも簡単にやってのける。その白の特性を生かしたウルトラクールな存在感で、他者に決してノーとは言わさない雰囲気つくりが出来る女であること。ただし、一歩間違えれば逆の意味での、クールな存在になってしまうので、要注意されたし。


■いい女の条件 その2



穴を掘る泥棒仲間の色男1人が作業中に、色目をつかってきたのに対してジョルジアちゃんは黒ブーツで小石を蹴る。その小石を顔に浴びつつにやりとする男。
いい女は、男性に対して決して無視を決め込むことはない。100%の自信を持って、男性のにやりとよろこぶ瞬間を作ってあげるものだ。私見ではあるが、いい女というものは、その物腰からして、男性のにやりを誘うものなのである。

男とは女に、弄ばれることを本質的に喜びと感じる生き物なのである。そして、この男も小石を顔に浴びた今、彼女のためなら何でもやってやろうという気になっているに違いない。
そう男とは、女性の蹴った小石を顔に浴びる瞬間を待ち望んで生きている生き物なのである。


■いい女の条件 その3



ジョルジアちゃんの笑顔。31歳の女性の魅力にあふれています。女性も30歳を超えれば笑顔の中に、幼さ、天真爛漫さ、無邪気さ、賢さ、いたずらっぽさのスパイスをちりばめたいものです。
いい女は、必ずといっていいほど、笑い声と、笑い方に特徴があり、手振り身振りを使わずに笑うときがある。


しかし、この人やっぱりかなり綺麗だと思う。ピンチの時の表情がかなりよろしい。男の永遠のロマンは、イタリア美女をはっとさせる事である。


■いい女の条件 その4



警官がアジトに来たときに、先手を打って色仕掛けのキスをして、警官をメロメロにしてしまうジョルジアちゃん。このシーンの警官の男性の表情に注目。

そういい女とは、常に心地よく男性に夢を見させてあげるものなのである。男性は、女性の手のひらで転がされるために存在し、ただただ心地よく転がされる事のみを望むのである。だからこそ、情緒不安定な美女に、結果転がされた場合は、その心地悪さに怒り浸透してしまうのである。


この男も、手のひらで転がされている瞬間を心から喜んでいるのである。日本男児はそこんとこが良く分かっていない人達が多いのである。
そう男とは、女性からの奇跡的な偽りのキスを、真実のキスよりも待ち焦がれてしまうものである。


■いい女の条件 その5


見事、金塊強奪成功!そして、ここからジョルジアちゃんの元祖峰不二子ぶりが発揮されるのである。

それにしても、ジョルジアちゃんの変身振りには驚かされる。つまるところ遊び心が重要なのだ。ファッション雑誌の受け売りも重要ではあるが、何よりも重要なのは、その人独自の価値観による遊び心満点のオートクチュールが重要なのだ。

そう、つまり失敗と後ろ指を恐れずに、いろいろな角度から自分自身に光を当てていくことが出来る人こそがいい女なのである。つまり、ジョルジアちゃんのファッションも全てがいけてるわけではないが、そんな事はもはや重要でもなんでもないというわけである。


■峰不二子はこうして生まれた



そして、裏切り・・・。これはいい女の条件でもないのである。悪しからず。

しかし、見事に裏をかかれるジョルジアちゃんと即席愛人の二人。これが世の常である。楽して漁夫の利を得られるほど、甘くないのである。それにしても、この時のジョルジアちゃんの豹柄ファッションがかなりいけてると思うのは私だけであろうか?ここまで整ったルックスに豹柄というのも逆に格好良く見えるものなのである。


■いい女の条件 その6



葉巻を吸って未練を断ち切る。いい女といけてない女の違いは、結局はあなたはポジティブかネガティブかのどっちかにつきるのではないでしょうか?
つまり二兎追うものは三兎も追えると考えれるのが、いい女の条件なのである。だからいい女は決して失敗を恐れないのである。なぜなら失敗は、成功の女神なのだから。

結局は仲直りした教授とジョルジアちゃんはヒルトン・ホテルからメルセデス・ベンツ300SEで颯爽と金塊を取りにいく。しかし、このベンツかなりクラシック・カーとしてもかっこいいんじゃないか?

そして、コロッセオの前で、トラックが暴走して、案の定金塊を失ってしまうのである。


■いい女の条件 その7


しかし、懲りずに黄金の七人+ジョルジアちゃんは再度泥棒にチャレンジします。ということで、違う型式のロールスロイス登場!ラストのジョルジアちゃんのウィンクのセクシーさはかなりです。

ウィンクのタイミングが絶妙な女性。唇と瞳で知的なエロスを演出するならば、ウィンクは絶対外せません。

それにしてもラストの白のスーツケースはかなりブルジョワ的でいけてます。『黄金の七人』の楽しみ方は、以上が全てである。ジョルジアちゃん、教授、ロールスロイス、スキャット、スイス、金塊。ただただ大人のファンタジーを堪能しよう。

− 2007年2月23日 −


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