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スーパーマン   SUPERMAN(1978・アメリカ)
■ジャンル: SF
■収録時間: 143分

■スタッフ
監督 : リチャード・ドナー
製作 : ピエール・スペングラー
原案 : マリオ・プーゾ
脚本 : マリオ・プーゾ / デヴィッド・ニューマン / レスリー・ニューマン / ロバート・ベントン
撮影 : ジェフリー・アンスワース
音楽 : ジョン・ウィリアムズ

■キャスト
クリストファー・リーヴ(スーパーマン / クラーク・ケント)
マーロン・ブランド(ジョー=エル)
ジーン・ハックマン(レックス・ルーサー)
マーゴット・キダー(ロイス・レイン)
ヴァレリー・ペリン(ミス・テシュマッカー)
スーパーマン
空を飛ぶという人間の憧れ・・・。高度なSFが乱発されている今、もっと根本の部分でSFが生み出すファンタジーが味わえる・・・そんな作品。人がより現実に密着して生きることを強制された時、人は複雑になり、夢を見ることも許されなくなり社会は閉塞感に包まれる。そんな頭の固い現代人の象徴にならないためにも特効薬な作品がコレです。自分自身にゆとりを与えてくれるファンタジーを生み出す心を取り戻そう。まずは一人一人の中から・・・

■あらすじ


滅亡寸前の惑星クリプトン。ジョー=エル(マーロン・ブランド)は、まだ赤ん坊の息子を避難させる為に小型の宇宙ポッドに乗せる。行き先は地球。そして、年月は流れ、クラーク・ケント(クリストファー・リーヴ)として新聞社で働くようになった。実は彼こそがその超人的な力を生かして、悪と戦う正義の味方スーパーマンだった。


■娯楽映画からガキは映画に目覚めるもの


スーパーマン スーパーマン
オレが小学生の頃、ゴールデン洋画劇場でよくやっていたのがコレだった。コレを観た次の日は学校中ガキども(オレも含む)がグーを前に伸ばして駆け回っていて大変だった。『スーパーマン』の記憶は、TとUがごっちゃ混ぜになっており、悪役でショートカットのオンナがやたら格好良かったことと、スーパーマンとクラーク・ケントのギャップの面白さがやけに印象に残っている。

特に『スーパーマンU』に至ってはビデオ録画し、弟と何十回も観て楽しんでいた。この作品が、まだ映画に興味のなかったオレにジャッキー・チェンの『ポリス・ストーリー』並みに与えた影響は凄まじかった。

娯楽作品の価値は、まさに一人の人間の少年・少女期に無理なく映画の世界に導いてくれる所に非常な価値がある。ガキにとって芸術作品なぞど〜でもいい。ガキだったオレにとってはクロサワもペキンパーもフェリーニもど〜でもいい存在(存在する知らんくらいの存在)で、ジャッキー・チェンやスーパーマンやスタローンやビーバップこそ映画というものの象徴だった。


■SF映画に現実味なぞ必要ない むしろ必要なのは開放感


スーパーマン スーパーマン
何よりもジョン・ウィリアムズによる音楽が素晴らしい。『スター・ウォーズ』とどっちがどっちか分からないくらい似ているこれぞSF映画という壮大な響き。実に開放感≠ノ満ち溢れている曲調。
この作曲家の凄いところは、SFは現実逃避の願望の現れであるという事を熟知している点にある。だからこそ彼の作り出すSF映画の音楽は開放感=躍動感+夢見心地なムードに溢れている。

一方、突拍子もない物語の展開にも当時はぶったまげた。今もオレはこう思っている。地球を逆回転するあのシーンがオレにとってこの作品のハイライトシーンであると。

あの温厚なスーパーマンがあんなに理性を失い暴走する姿は、ガキのオレにとって『北斗の拳』のケンシロウがブチギレた姿並みのカタルシスを与えてくれた。そして、このカタルシスを感じることの出来る今のオレに凄く安心している。
男から子供っぽさを剥ぎ取ったら男の魅力に何が残る?

理屈はいらないただスーパーマンの世界を楽しもう。現実社会(=当時のニューヨーク)に非現実な世界が紛れ込み生み出す絶妙な世界観。だからこそこの作品は『スター・ウォーズ』とは又違った意味においてSF映画の記念碑的な作品であることは間違いない。


■やる気のないオヤジのやる気のない芝居


マーロン・ブランド スーパーマン スーパーマン
冒頭クリプトン星の展開で、マーロン・ブランドを始めやけに有名な役者たち(トレヴァー・ハワード、マリア・シェル)が登場する。もっともガキの頃はこれらのシーンはほとんど興味がなかった。ゴールデン洋画劇場で、ジョー・エル(マーロン・ブランド 大平透)なんてテロップが出てきても「あっそう」という感じだった。

スーパーマンの父ジョー=エルに扮するやけにやる気のない芝居のマーロン・ブランド(1924−2004)と、そんなブランドに呆れ気味のスザンナ・ヨーク(1942− )がスーパーマンの母ララに扮している。今観てもこの二人の芝居は、やる気のなさで満ち溢れており、それはそれで観ていて面白い。
特にブランドにいたっては、(丹波哲郎顔負けに)セリフを覚えずにそこらへんにカンニングペーパーを貼らせ、果ては赤ん坊のオムツにも貼り付けて演じていたというほどである。

スーパーマン スーパーマン スザンナ・ヨーク
そんな事情が分かって観ていると、ブランドの視線が気になってしょうがない。ちなみに「息子が喜ぶから」と出演したブランドは当時最高額の370万ドルのギャラと収益の11.75%をよこすことを条件に契約した(ジーン・ハックマンのギャラは200万ドルだった)。ブランドの撮影期間はわずか12日間だった。結果的に約20分の出演で1400万ドルを手にしたという。                             


■スーパーヒーローの生い立ちに重きを置く


スーパーマン
惑星クリプトンは消滅し、赤ん坊を乗せた宇宙ポッドは宇宙空間を漂い、やがて地球に辿りつく。この作品の素晴らしいところは以降約25分間に渡って費やされるスーパーマンの成長期の描写にあるといってもいい。

牧歌的な風景の中で繰り広げられるゆったりとした生活観の中で描かれる自分を愛してくれた義理の父母との別離。
この描写があったからこそ、素顔のヒーローに観客はすんなりと感情移入できたのである。彼はある日突然スーパーパワーを身につけた人ではない、元々スーパーパワーを身につけた地球外生物だった。だからこそこの最初の50分間が丹念に描かれていないとただの陳腐なコミックヒーローものとして終わっていただろう。

特に義父を演じるグレン・フォード(1916−2006)がわずかな出演ながら実によい芝居を見せている。ちなみにクラークが父(グレン・フォード)のもとに下校する時に、側を通り過ぎる車から流れるロックンロールロック・アラウンド・ザ・クロック≠ヘグレン・フォード主演の映画『暴力教室』(1955)の主題歌である。一方、義母役には当初ジョーン・クロフォードで考えられていた。


■マーゴット・キダーは見事はまっていた


スーパーマン スーパーマン
物語が50分を迎えようとして初めてクリストファー・リーヴ(1952−2004)が登場する。場所はデイリー・プラネット社。そして、ロイス・レイン役のマーゴット・キダーも登場する。このロイス・レインの役柄は、アメリカ人の男性が好みそうな自己主張の激しい反面、おっちょこちょいな女性の役柄である。

その役柄ゆえに日本ではあまり好評ではなかったが、オレは結構好きだった。
神経質そうな表情とハスキーボイスと、そして、以外にナイスボディな所も。更にいうとちょっと年増っぽい雰囲気も当時のガキなオレにとってはツボだった。

マーゴット・キダー マーゴット・キダー マーゴット・キダー
ここでマーゴット・キダー(1948− )という俳優について少し記しておこう。彼女はオーロラで有名なカナダ北部のイエローナイフ出身である。少女の頃からの夢は映画スターになることだった。感情の起伏が激しく、14歳の時からから定期的に自殺未遂を繰り返すようになったという。そして、全寮制の学校に預けられロミオとジュリエット≠ナ主役を演じた。

卒業後マーゴットはロサンゼルスに出てくる。そして、映画監督ノーマン・ジュイスンに見いだされる。1972年、彼女はブライアン・デ・パルマと緊密になりその年のクリスマス・プレゼントとして『悪魔のシスター』(1973)の主役を手にした。

そして、順調にキャリアを積み本作のロイス・レイン役を手に入れる(スクリーン・テストには他にアン・アーチャー、レスリー・アン・ウォーレン、デボラ・ラフィン、スーザン・ブレイクリー、シャーリー・マクレーン、ホリー・パランス、ストッカード・チャニングも受けていた。マーゴット以外で最も有力だったのはストッカードだった)。以降それなりの活躍をしていたが、1990年に自動車事故により2年間仕事が出来なくなり、破産宣告を受けた。

更に1996年、自伝を書くと発表したが、この頃からパラノイアが酷くなった。元々相当に気性が荒くて3回の結婚(『ホームアローン』のジョン・ハードを含む)も1年以上は持たないほどであった。同年4月に発狂した彼女は最初の夫から殺されると騒ぎ出し、失踪しホームレスになり、スラム街にある赤の他人の家に隠れているところを通報され精神病院に収監された。現在は精神的にも安定しコンスタントに俳優業を続けている。


■何と言っても永遠のスーパーマンは彼だけ


スーパーマン クリストファー・リーヴ スーパーマン
そして、ロイス・レインがヘリコプター事故でビルに宙ぶらりんになったことをきっかけにクラーク・ケントは回転ドアを利用して変身し、スーパーマンとしての活動を開始するのである。ココからはもう単純にスーパーマンのユーモアが満ち溢れた活躍を楽しめる。

それくらいクリストファー・リーヴのスーパーマンには違和感がない上に、同性から見てもこの世のものとは思えないほどの甘いフェイスに、あのスーパーマンの衣装が実によく似合っている。
日本の特撮モノを見ていても分かるが、変身をしてヒーローを演じるのはそう難しいことではないが、顔だけ出してヒーローを演じるのは相当難しい。それを違和感なくやってのけるクリストファーはさすがにしっかりした芝居のバックグラウンドがあるだけある(ジュリアード音楽院では、クラスメイトのロビン・ウィリアムスが無二の親友だった)。

この作品は、やる気のないブランドやハックマンの存在よりも、スーパーマン役のリーヴがとてつもなく役柄にはまっていたことが最大の成功の要因だろう。それに加えて彼に初々しさがあったのも重要なポイントである。二作目以降がダメなのもこの初々しさが損なわれていたからである。


■美人ともブスとも言い難いヴァレリー・ペリン


ヴァレリー・ペリン ヴァレリー・ペリン
一方敵役レックス・ルーサーの愛人ミス・テシュマッカーを演じるヴァレリー・ペリン(1943− )がなかなかよろしい。父親が軍人だったので日本で幼少期を過ごした人で、元々はラスベガスのショーガールあがりの女性だけあってスタイル抜群で華やかだが、角度によってはブサイクで美女ともいいがたい不思議な魅力を持った女性だ。

本作においても、ナイスボディーを惜しげもなくさらけ出し、コメディアンヌぶりを発揮している。そんな彼女とハックマンとネッド・ビーティの掛け合いが実に可笑しい。

ヴァレリー・ペリン ヴァレリー・ペリン ヴァレリー・ペリン ヴァレリー・ペリン
ちなみにこのミス・テシュマッカー役の候補としてゴールディ・ホーンとアン・マーグレットが挙がっていたが、どちらも出演のオファーを断ったという。そこで1975年に『レニー・ブルース』でアカデミー主演女優賞にノミネートされ、カンヌ映画祭主演女優賞を獲得したばかりのペリンに白羽の矢は当たったのである。


■映画史上に残る名シーン 空中浮遊ラブシーン


スーパーマン スーパーマン
この作品において最も素晴らしいシーンの二つのうちの一つ。それはスーパーマンとロイスのファンタジックな空中遊泳シーンである。
まさに宣伝文句の謳いどおり「あなたも空を飛べる」感覚に浸らせてくれる。そして、子供の頃のあのときめきを蘇えらせてくれる。

この作品は、それ以降に続くファンタジーSFの先駆けだった。この作品から80年代の一連のファンタジーSF(E.T.、コクーンなど)ものは始まった。

“Can you read my mind?(スーパーマン、私の心の中も分かるのかしら?)”から始まる素晴らしい独白、そのカメラワーク、音楽、特撮、そして、ロイスの可愛さとスーパーマンの初々しさが見ているものの心をワクワク感一杯に浮遊させてくれる。
1978年の『スーパーマン』が単に子供を対象にした作品ではなく、大人のメルヘンを見事に描いた作品であることは、このシーン一つとってもよく分かる。

深作欣二の『里見八犬伝』のラブシーン(ファンタジックさを狙ってはいるが)の拙さに対して、このシーンの素晴らしさは、観客を夢見心地にさせるパワーに満ち溢れている。もっともガキの頃はこのシーンには全く興味がなかったのだが・・・


■これぞ!SF!ガキを黙らせた地球逆回転!


スーパーマン スーパーマン
そして、オレをガキの頃に熱くさせた地球逆回転のシーンへと展開していく。
SFにリアルを求めるバカになるな!SFとは子供らしさの体現であり、大人が子供の素直さを取り戻す瞬間でいいのだ。

とにかく愛する女性のために我を忘れて暴走するスーパーマンの姿にカタルシスを感じようではないか?まず愛する人の事を第一に考える。そんなヒーローだからこそスーパーマンは多くの人々に愛され続けているのだろう。世界平和のためやら大東亜共栄圏のためやらという胡散臭いスケール感など必要ない。

現在を舞台に身近な人々をまず大切にしようとするスーパーマンの姿が、素顔を露わにした人間の姿だからこそ、素直に共感できるのである。そして、この第一作目が文句なしに素晴らしいのも
愛のために空中浮遊し、愛のために地球を逆回転させた・・・そう誰に何と言われようと愛のために″s動したスーパーヒーローの存在がそこにあったからなのである。


■画期的なSF映画の製作はこうして始まった


スーパーマン スーパーマン
本作の映画化は1975年に『ゴッド・ファーザー』の原作者として有名なマリオ・プーゾに脚本を依頼した事から始まる。そして、プーゾの書き上げた500ページあまりの脚本をもとに、フランシス・フォード・コッポラ、サム・ペキンパー、ピーター・イェーツ、ウィリアム・フリードキンにオファーは出された。しかし、誰からも快い返事は貰えなかった。

そして、当時まだ無名だったスティーブン・スピルバーグに話しが持ちかけられた。まだ『ジョーズ』(1975)が完成したばかりで公開される前だった。そして、スピルバーグは高額の給与を要求した。そこで製作陣はまず『ジョーズ』の興行結果を見てから判断することにした。そして、結果は爆発的な大ヒットだった。しかし、再びオファーした時にはスピルバーグは『未知との遭遇』へと取り掛かってしまっていた。

結局007シリーズの『ゴールドフィンガー』などで有名なガイ・ハミルトンに白羽の矢が当たった。そして、イタリアでの撮影予定で無事契約となった。一方、ポール・ニューマンに3役(ジョー=エル、レックス・ルーサー、スーパーマン)のオファーを出すがあっさりと断られた。その後1975年6月にブランドとハックマンが各々の役柄でサインした。ちなみにレックス・ルーサー役にはジャック・ニコルソン、ジーン・ワイルダーでも考えられていた。

しかし、ここで問題が起こる。ブランドは『ラストタンゴ・イン・パリ』の訴訟によりイタリアで撮影できなかった。そこで英国に本拠地を置いて撮影開始しようと計画したが、当時ハミルトンは税金の問題で英国には30日間の労働しか許されていなかったためハミルトンの監督は不可能になった。

そこで、製作陣は急遽『大地震』のマーク・ロブソンに監督を依頼した。本人は乗り気だったが、『オーメン』を観て、リチャード・ドナーの方が本作を撮るに相応しいと心変わりした製作陣はロブソンを袖にし、ドナーと契約した。そして、早速脚本を読んだドナーは、問題点が多い(コミックっぽさを失くし、現実味を持たせるべき)と感じ、トム・マンキウィッツにリライトを依頼した。


■かくしてスーパーマンは70年代後半の社会現象に・・・


最後の難関であるスーパーマンのキャスティングは、スティーブ・マックィーン、クリント・イーストウッド、ジェームズ・カーン(
アホらしいスーツなんて着て芝居が出来るか!と言って断った)、バート・レイノルズ、ジョン・ボイト、ロバート・レッドフォード、ニック・ノルティ、パトリック・ウェイン(ジョン・ウェインの息子)にオファーが出された。一方、ニール・ダイアモンド、アーノルド・シュワルツネッガーは役柄を獲ようと強烈にアピールしたが全く無視されていた。

最もユニークなものではシルベスタ・スタローンが猛烈にスーパーマン役をアピールしていたが、マーロン・ブランドが
「あいつとだけはやりたくない」と洩らしたことを知り、ショックを受けたスタローンは役を手にすることを諦めた。

そんな時クリストファー・リーヴが紹介された。当時は全く筋肉質ではなかったが、製作陣は彼ならいけると決定し1977年2月契約した。早速撮影は開始されたがすぐにもっと筋肉をつけるべきだという事になり、『スター・ウォーズ』のダースベイダー役で有名なボディビルダー・デヴィッド・プラウズがリーヴのトレイナーとして雇用された。そして、撮影の間中リーヴはハードトレーニングに励んだ。

1977年3月24日から始まった撮影は『スーパーマンU』の撮影と同時進行で行われた。英国・カナダ・アメリカと三国にまたがる撮影を束ねるドナーは凄まじい重責の中ほとんど寝る間もなく制作に励んだ。そして、ある日突然ドナーは不仲だった製作陣により予算超過を理由に解雇された。後釜には『三銃士』などで有名なリチャード・レスターが雇われた。すでにドナーは80%の撮影を終えていた。

制作費5500万ドルで作られた本作は公開されるや否や世界中で大ヒットを記録し、アメリカだけで1億3000万ドルの興行収入を、そして、世界中で1億6600万ドルの興行収入をあげた(日本においては1979年洋画興行成績第一位の28億円)。1978年アカデミー特別業績賞(視覚効果)を受賞した。

ちなみに本作は、2000年に8分長いリチャード・ドナーによるディレクターズ・カット版(151分)も発表された。このバージョンは惑星クリプランドでの出来事や、少年時代のクラーク・ケントとロイス・レインのニアミスが含まれている。

− 2007年12月1日 −


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