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捨て身のならず者   (1970・東映東京)
■ジャンル: サスペンス
■収録時間: 97分

■スタッフ
監督 : 降旗康男
企画 : 俊藤浩滋 / 矢部恒
脚本 : 石松愛弘
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 八木正生

■キャスト
高倉健(矢島)
浜美枝(真佐子)
宍戸錠(野沢)
水島道太郎(大和田)
室田日出男(関根)
山本麟一(唐沢)
捨て身のならず者捨て身のならず者
健さんと浜美枝の2ショットを堪能したい・・・。そして、健さんとエースの錠の2ショットも・・・っていうかその前にストーリーが破綻しすぎ。折角3人が共演するんならもっと気合入れた企画でやれよ。これほどの駄作にはなかなか巡り合えないな。

■あらすじ


関東でも有数の暴力団・大和会の内幕に迫るトップ屋・矢島(高倉健)は、あまりに核心に迫りすぎた為に、殺人犯に仕立て上げられ懲役五年の刑に処される。服役中に妻も殺された矢島は、大和会会長・大和田に対する復讐だけを胸に秘め、刑期を務めあげていく。しかし、大和田の死を聞かされ、すっかり抜け殻のような状態で出所する矢島。そんな矢島の前に一人の美しい女性・真佐子(浜美枝)が現れる。実は彼女の父親は大和田だった。そして、大和田は本当は生きているらしい事を知る。


■完全に破綻した映画


捨て身のならず者 捨て身のならず者
オレはかなりこの作品に期待していた。何も名作だけが映画じゃない、良質の娯楽作品も名作に匹敵する存在価値がある。そして、この作品。当時の東映作品の中でも極めて異色な作品。何しろ健さんがヤクザを演じるのではなくトップ屋を演じるという点と、オレの大好きな浜美枝様と初共演したという事実。

さらにエースの錠まで東映作品に初出演したという事実に、オレの期待は否応無しに高まった。そして、映画を観て10分もしないうちにオレは気づいた。

健さんが誰々と共演という以前に、恐ろしくつまんねぇ映画だと。トップ屋が仕組まれて刑務所に入れられて、そして、出てきて偶然合う女が因縁の男の娘だった・・・こんな出来の悪い物語よく映画化したよな??



■奇妙なムードに包まれた健さんと浜美枝の共演

捨て身のならず者 浜美枝 捨て身のならず者
「裁判も法律も権力を握ってる奴のインチキなからくりだってことがわかったんだ」

そして、単身で復讐を果たそうとする健さんなのだが、オカマを演じる由利徹がちゃちゃを入れたり、浜美枝(1943− )の帽子を被った奇妙なファッションが明らかにイケてなかったり、健さんもイマイチ役柄にノリきれてなかったりと、観ていて素直に感情移入しにくい。

浜美枝が、お蝶夫人並みにゴージャスなヘアスタイルで、魅力の片鱗を垣間見せてもくれるが、いかんせんカメラワークが悪すぎる。全てがやる気のなさに包まれた、テレビに押しつぶされつつある当時の映画界の覚めた空気を反映した様な空気に満ちている。


■最大の見せ場は・・・


捨て身のならず者 捨て身のならず者
結果的に大和田を、彼の娘の前で殺害して、再び刑務所に逆戻りになる健さん。っていうかこの作品のどこにカタルシスがあるんだ?ハードボイルドでもないし、アクションは最低レベル・・・。そして、何よりも救いのないストーリー。

これほどに異色のキャスティングで、よくもここまでの駄作を撮れたものだ。
もしかして最大の見せ場は、オカマの由利徹に2000円前渡しで一発抜いてくれと誘う山城新伍かもな。

− 2007年12月6日 −


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