HOME
■サイト内検索

■洋画
 □カタカナ順
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 □クラシック
 □ドラマ
 □コメディ
 □サスペンス
 □アクション
 □ポリス
 □スパイ
 □犯罪
 □カー
 □ミュージカル
 □史劇
 □文芸
 □戦争
 □西部劇
 □アドベンチャー
 □パニック
 □ギャング、マフィア
 □SF
 □ホラー
 □スポーツ
 □香港
 □ドキュメント
 □アニメ
 □エロス
 □B級
 □アカデミー賞
 □カンヌ映画祭
 □ヴェネチア映画祭



■邦画
 □ひらがな順
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 □名作
 □ドラマ
 □喜劇
 □サスペンス
 □アクション
 □刑事
 □時代劇
 □戦争
 □文学
 □パニック
 □東映ヤクザ
 □ギャング、ヤクザ
 □特撮
 □怪奇
 □ドキュメント
 □アニメ
 □エロス
 □B級
 □海外映画祭受賞
トプカピ   TOPKAPI(1964・アメリカ)
■ジャンル: 犯罪
■収録時間: 120分

■スタッフ
監督・製作 : ジュールス・ダッシン
原作 : エリック・アンブラー
脚本 : モンヤ・ダニシェフスキー
撮影 : アンリ・アルカン
音楽 : マノス・ハジダキス

■キャスト
メリナ・メルクーリ(エリザベス・リップ)
ピーター・ユスティノフ(アーサー・シンプソン)
マクシミリアン・シェル(ウィリアム・ウォルター)
ロバート・モーリー(セドリック・ページ)
エイキム・タミロフ(ジェヴェン)
ギルス・セガール(ジュリオ)
ジェス・ハーン(ハンス)
トプカピ
一人のダメ男の姿に我が身を重ね合わせ冒険活劇を堪能する喜び。スーパーヒーロー全盛期の今だからこそ、アーサー・シンプソンのような等身大のダメ男にとてつもなく愛着が湧く。皆が格好をつけて、取り繕って生きている現在だからこそ、このダメ男の存在が、私達の「緊張感を和らげてくれる清涼剤」になってくれる。キラキラ輝くエメラルド、大きなメルクーリの瞳と、天真爛漫なあけっぴろげな笑顔、異国情緒という言葉こそ相応しいトルコの海とトプカピ宮殿。大人がリラックスできる空間が、この作品の中にあります。

■あらすじ


天才的大泥棒エリザベス・リップ(メリナ・メルクーリ)は、かつての相棒ウォルター(マクシミリアン・シェル)を大仕事に誘う。標的は、トルコのトプカピ宮殿に展示されている世界一高価なエメラルド≠ェ4つはめ込まれている短剣。犯罪歴のない素人集団によって、これを盗み出そうと計画する2人。そんな強盗団にひょんなことから強制参加することになった贋物の骨董品を観光客に売りつけている自称・考古学者シンプソン(ピーター・ユスティノフ)を加えて、いざトプカピ宮殿へと侵入する。


■熱気に包まれた国を舞台にして盗むから面白い!


トプカピ メリナ・メルクーリ
「究極の泥棒映画」として・・・いまだこの作品を越える作品は現れていない。並び立つ映画をあげるとすれば『黄金の七人』(1965)くらい。『オーシャンズ』シリーズも(雰囲気だけは)いい線いってるが、トータルバランスにおいて、この作品には及びもつかない。

この作品の魅力は、一言でいうと
「恐ろしく大変な宝石泥棒を、バカンスを過ごすに値する場所で、手抜きせずに軽妙に行なう」所にある。そして、この作品以降、ほとんどの宝石&金塊強盗モノは『トプカピ』の領域を目指すことになるのである。

宝石泥棒という非現実的なドラマが展開するにあたって相応しい場所が、60年代には一杯あった。今のこういった作品は『オーシャンズ』を含め、上流階級の堪り場に乗り込み、オシャレに盗む!というのが多いが、はっきり言うと、
上流階級の中で、上流階級の様相でスターがトイレットペーパーのような芝居をしていても、面白くない。

本当に面白い泥棒映画には、分かりやすい宝物が存在する。そして、
豊かではない人々が蠢く異国情緒溢れる国の熱気に包まれて強盗するから面白いのである。そういった点においてはブラジルを舞台にした『盗みのプロ部隊』(1969年)なんていう作品も面白かった。

熱情に包まれていない洗練された国で強盗する作品も世に多く存在するが、『ホット・ロック』(1972)を筆頭とするそういった作品には、何か無性にワクワクするような躍動感が映像上から感じられないのである。


■メリナの豊穣な肉体の上に築かれた作品


トプカピ トプカピ
『日曜はダメよ』(1960)の音楽でも有名なギリシア人の音楽家マノス・ハジダキス(1925−1994)によるメリナ・メルクーリによるオープニング・ソングが、煌びやかなエメラルドの輝きをモチーフにしたタイトルバックと重なり合う。

オープニングの走馬灯のような華やかなキンキラの展開。このヨーイドン!スタートの瞬間に、この作品が、並みの作品にはない異様な熱気に包まれていることを鑑賞者は感じるはずだ。それにしてもこのタイトルデザインは簡単なようで、相当な感性を必要とする素晴らしさである。

そして、ルーレットのように回転する中にメリナの様々な笑顔が何十個もの輪っこの中に登場する。その存在感の逞しさ。日本人女性には到底及ばない骨格の良さと、声音の響きの独特さ。そして、何よりも目力の強さ。
こんな逞しいおば様だからこそ、どんな純粋な少年でも、色男でも、オジサンでもつい乗せられてしまうんだなという説得力がある。

この作品には、土壌としてメリナ・メルクーリが横たわっていた。
だからこそギリシア経由トルコを舞台にしたこの作品は成功したのである。この役柄をソフィア・ローレンやブリジッド・バルドーが演じていたらどうなっていただろうか?恐らくこの作品の良さのほとんどは消し去られていただろう。画面の取り合いのような連続の繰り返しの中で・・・

ちなみにオープニングに登場するジョセフを演じるジョセフ・ダッシン(1938−1980)は、ジュールス・ダッシン監督の息子であり、のちに(「オー・シャンゼリゼ」などで)フランスで有名なシャンソン歌手ジョー・ダッサンとなる。しかし、タヒチでバカンスを過ごしている時に心臓麻痺で若くして死んでしまう。


■メリナ・メルクーリに思う 今の40代の女優の笑顔は死んでいる


トプカピ メリナ・メルクーリ マクシミリアン・シェル
「彼の魔力は三日で消えてしまったわ」「男好きめ」「そうよ。中華料理みたいに直ぐに食べちゃいたくなるの」

イイ女が、魅力的に年を取ると、目尻の皺にさえも男を惹きつける魔力が生まれる。
最近の女優の多くは30代後半から美容整形によって必死に皺を消そうとあくせくするので、そういった魅力は当然生まれてこない。

女性の皺がチャーミングさを引き出す。当時40代半ばだったメリナは、そんな魅力に満ち溢れていた。「大人の魅力で、5人の男をかしずかせてみせるわ」と満面の笑顔で言い切るメリナを前にすれば、今時の整形女優の魅力など、100万光年の開きもあるというものだろう。

そして、メルクーリの相棒ウォルターに扮するのが、『ニュールンベルグ裁判』(1961)でアカデミー主演男優賞を獲得しているマクシミリアン・シェル(1930− )である。情熱的なメリナに冷静でマメなマクシミリアン。文句のつけようのない組み合わせだ。


■メリナ その人生


メリナ・メルクーリ メリナ・メルクーリ メリナ・メルクーリ
メリナ・メルクーリ(1920−1994)の存在があればこそこの大いなる大地は豊穣としたものになった。ギリシアのアテネ生まれの彼女について少し記そう。祖父は元アテネ市長、父は政府閣僚、叔父はギリシア銀行の頭取という富裕な一族の娘として生まれる。

10代の頃より演じることに興味のあったメリナは、演劇学校で勉強した。しかし、
彼女の口は女優としては大きすぎると言われたりして、なかなかいい役柄にめぐり合えなかった。そんなこんなの苦節の末、1955年、メリナ35歳の時初主演作『ステラ』で注目を浴びることになる。そして、この時カンヌ映画祭でジュールス・ダッシンと初めて出会い恋に落ちる。

以降、ダッシンとコンビを組み、1960年に『日曜はダメよ』で国際的なスターになる。オスカーにノミネートされるが、「リズ・テイラーの年」だったこの年は受賞には至らなかった。一方カンヌ映画祭ではジャンヌ・モローと共に主演女優賞を獲得する。

1966年にジュールス・ダッシンと再婚するが、翌年4月21日祖国ギリシアにて、CIAの後押しによる
パパドプロス大佐(1919−1999)による軍事クーデターが勃発する。国王コンスタンティノス2世もローマに亡命し、以降パパドプロスによる秘密警察を駆使した軍事独裁制(1967−1974)が敷かれた。

この時期、軍政を批判したメリナは、国籍剥奪、財産没収されてしまい、フランスで亡命生活を送った。更に歌手として活躍もしていた彼女のレコードは全て発禁になってしまう。1974年ギリシアが裏で糸を引いたキプロスでのクーデターが失敗に終わり、陸軍・秘密警察中心の軍政に空海軍が離反する形となり、軍事政権は崩壊することになった(パパドプロスは国家反逆罪により死刑宣告を受け、99年獄中にて死去する)。

1974年ギリシアに凱旋帰国したメリナは、1977年国会議員になる(78年女優を引退)。そして、1981年文化科学大臣に就任する(ギリシア初の女性大臣の誕生。〜1989年)。1994年ヘビースモーカーだった彼女は肺がんで死去する。


■実際に存在する宝物を盗もうとする珍しい作品


トプカピ トプカピ
抜群に魅力的なこのサルタンの短剣。黄金製であり、柄に重さ3キロものエメラルドが配され、さらに柄の底をぱかっと開けると精密な時計が組み込まれているという素晴らしい一品。実在する最高峰の宝物を泥棒するということをやってのけた作品が他に存在するだろうか?

この現実感が、この作品の大人の遊び感覚を暴走させないブレーキの役割を果たしていた。サルタンの短剣は、観るものにも登場人物にも魅惑の輝きを与えているようでいて、実際の所は、現実感の拠り所となっていたのである。
トプカピ ロバート・モーリー
エリザベスとウォルターの強盗団の面々もまた魅力的だ。子供のままオヤジになったような発明狂のページを始め、唖の軽業師ジュリオ、怪力の持ち主ハンス。特にページを演じるロバート・モーリー(1908−1992))は、ぬいぐるみとを抱いて寝ていそうないい味を出している。


■アーサー・シンプソン 歴史的キャラ


トプカピ トプカピ
本作において最高に魅力的なキャラクターは、間違いなく等身大のダメ男<Aーサー・シンプソンだろう。自称考古学者。贋物の美術品を自分が発掘した陶器と偽り観光客に売り歩きつつも、エロそうな男性の観光客には、カバラのナイトライフの案内もするよと言ってみたり、ついでに漁師にはエロ写真を売りつけようとする
二兎追うものは一兎も得ずを地で行くダメ男

このダメ男アーサーが登場してから俄然この作品は面白くなる。とにかくコスくて、小心者で、どこか抜けている映画史に残る愛すべきキャラクターである。


■最大の人間的魅力とは、アーサーのような愛嬌ではないか?


トプカピ トプカピ
リンカーンを運転しながら悦に浸り、鼻歌交じりに道行く人々に自慢げな表情を浮かべるアーサー。そして、案の定トルコ国境で逮捕され、車に隠していた重火器によってテロリスト扱いされてしまう始末。ぞっとするような場所にぽつんと椅子に座らされて待っているときに、扉が開き、一瞬青白い顔の男が見えてまた扉が閉まるときのアーサーのぞっとする表情の可笑しいこと。

そして、抜け目なく尋問官達が笑みを浮かべたのを見るや否や、取入ろうとするも「テロリストは即刻死刑だ!」と言われ、腰砕けになるダメ男っぷり。
もう自分自身を大らかな視線で眺めているようで、バカでもいい愛嬌があるから≠ニホッとさせてくれる。

映画史史上万人に親近感を持たせるこの(何故かミスター・ユニバースを愛読する)ダメ男の存在があったからこそ、このメリナの土壌に素晴らしき果実は実ったのだった。

トプカピ ピーター・ユスティノフ
ちなみにアーサー・シンプソンを演じるピーター・ユスティノフ(1921−2004)は、本作でアカデミー助演男優賞を獲得している。『スパルタカス』(1960)においても同賞を獲得しているので二度目の受賞となる。後にエルキュール・ポワロが当たり役になった。

ユスティノフは実は本作の前に『ピンクの豹』(1963)のクルーゾー刑事をやる予定だったが、急遽降板したので製作会社から訴えられていた。結果的にクルーゾー役をピーター・セラーズが演じて生涯の当たり役になるのである。


■まさに鑑賞者の分身としてのアーサー


トプカピ トプカピ
アーサーを加えた6人の仲間達が、サルタンの短剣に挑む事になる。それにしても何故アーサーに目をつけたのだろうか?ココがこの作品の最大のポイントである。

この作品は、コメディ的な要素が多いが、実際の所誰一人意図的に笑わせようとはしていない。そして、宝物を盗むシーンにおいては一級の娯楽サスペンスとしての緊迫感に溢れている。そんな中にどう考えても場違いな(
ある意味時限爆弾のようなダメ男)アーサーの存在があったからこそこの作品は魅力的なものになったのである。

度胸も知性もあるカップルが率いる強盗団に、ふとしたきっかけで、
等身大の自分よりは遥かに重要な役割を押し付けられてしまったアーサー。それは正しく私たちそのものであり、この作品がコメディとして成立するのもそんな自分自身がありえない場所で、何故か一丁前の仕事をやり遂げてしまう姿を見る楽しみからなのである。


■映画の中に本当に熱狂する人々が存在した時代


トプカピ トプカピ
そして、盗みの前奏曲は始まる。大きな盗みを行なうにあたって、一番相応しい時期は(映画的にも)お祭りの時期だろう。貧しい人々も楽しめるイベント。ブラジルならリオのカルナヴァル、果たして日本だと何だろうか?トルコにおいてはオイル・レスリングである。

昔の映画というものは、ごく稀に現代人の失った大切なものを教えてくれる。肉体と肉体で感じあう純粋な喜び。昔の日本のお祭りに存在したような貧しさを隠さずに曝け出しながら祭りを楽しむあの熱気。このオイル・レスリングにも土着の娯楽を見る楽しみに満ちていた。

人間の熱狂が複雑ではなかったこの頃の世界の人々の表情と、今を生きる私達の表情・・・どっちが輝いているだろうか?ふとそんな事を考え、ぞっとしたりする。


■緊迫感を生み出す要素の全てがコレにはある


トプカピ トプカピ
本作は、実に奇蹟的な時期に撮影された作品である。1960年のクーデターによって軍部の力が強かった当時のトルコにおいて、こういった作品のロケーションはなかなか許可されなかった。特にソ連と隣接するトルコとしては反共の防波堤として自負していた時期なので、過去に赤狩りでアメリカを追われたジュールス・ダッシンの作品のロケ許可にはかなりの難色が示されたという。

そんな障壁を乗り越えトピカピ宮殿の内部、ドーム上の撮影が許されたという快挙が生み出した映像美は、必見としか言いようがない。当時の映画において多く使われていたちゃちな背景の合成は一切使わずにユスティノフのリンカーン運転さえもロケで撮られている徹底振り。

カバラの港で蝿のたかる魚介類の山といいこの作品が、しっかりとした監督の手によるものであることを再認識させるショットは果てしない。特にドーム上の三人の背景にボスポラス海峡が広がるシーンは圧巻である。

トプカピ トプカピ
そんな本気の映像の中で、バカな事を平然とやる凄味。バカな事=宙吊りで強盗、アーサーのへたれっぷり。本気の映像がいつも背景にあるからこそそんなバカな描写にも、普遍性が生まれたのだった。

レスリングの喧騒と沈黙のトプカピ宮殿の対比の見事さ。そして、宙吊りになってサルタンの短剣を盗むアナログ度満点の窃盗ディテールの可笑しさ。ハイテク機器という人間の想像力をつまらなくする要素を全く頼りにせず、強盗に励む姿が生み出す説得力。

実際に長時間逆さづり状態で撮影しているとしか思えないジュリオの生み出すあの緊迫感とアーサーの頼りなさの対比。あらゆる対比が本気の映像の中に散りばめられているからこそこの作品は、沈黙の中にさえも異様な熱気で包まれている類い稀なる作品になったのだろう。


■表情を捉える能力の高さがダッシンの持ち味


トプカピ トプカピ
念願のサルタンの短剣を手に入れるも一羽の小鳥によって思わぬ結末を迎えるラスト。このラストを盛り上げる音楽の緊張感。この映画は音楽の使い処が実に上手い。そして、ダッシンという監督の力量の凄まじさの証明だろうが、トルコ警察側の俳優が、どの役者も実に素晴らしい芝居をしている。

人間的で温かみがあって、氷のように冷たい役柄なのかなと思いきや、実は人間人間しているというこの表情の捉え方の巧みさ。『日曜はダメよ』でもそうだったが、この監督は人間のいい表情を演出することに長けた監督である。
特にレスリングを観てうれしそうに照れ笑いする刑事の表情なんかは神業的な味わい深さである。


■これぞ本当の『おしゃれ泥棒』


トプカピ
実にシュールな刑務所。男性と女性を隔てるのは鉄格子のみというまさに絶対にありえない状況の中、エリザベスが格子越しに言う。「明日出所だけど・・・いい話があるの」といい終わると同時に「ノー」と一同叫ぶが。そんな叫びは無視して言うエリザベス。

「クレムリンのロマノフ王朝の宝石を次ぎは狙わない?」一同呆れ返るも、場面は一転し、クレムリン前の雪道を暢気に歩きながら合流する6人組・・・
ムムッ・・・続編が観たかった・・・この作品こそ本当の『おしゃれ泥棒』でした。


■一種の清涼剤のような素晴らしい作品


トプカピ ピーター・ユスティノフ
(ジュールス・ダッシン左、メリナ・メルクーリ真ん中)

本作は、イスタンブール、カバラ、そしてパリのスタジオで撮影された。2008年に同じ原作を元にピアース・ブロスナンにより再映画化されることが決定したが、ポール・ヴァーホーヴェン監督なので過度の期待は禁物だろう。

『トプカピ』この作品が、その後の娯楽映画に与えた影響は計り知れない。しかし、
それ以上に素晴らしいこの作品の存在価値は、チャーミングなおば様が男たちを率いるという爽快感と、ダメ男が一つのことをやり遂げてしまうという充実感が、おば様にもダメ男にも自分自身の存在価値の再発見をもたらしてくれる点にあるだろう。

私は、この作品を落ち込むような事があった時に、バックミュージックの如くかける。そうすると凄く心が安らぐ。こういった人間に優しい作品のほうが、自己啓発本よりも遥かに私の心を上向きにしてくれる。

− 2008年2月12日 −


当サイト内で使用している画像・映像キャプチャー等は、あくまで映画文化の熟成及び芸術復興を標榜する当サイトの意図により、
「映画を文章だけで云々することの不誠実さ」と「目で感じる芸術及び娯楽」である映画に対する敬意の姿勢で使用しております。よって著作権等は、全て各製作者・会社に帰属します。
画像・映像キャプチャー等の使用に関して表記の問題がある場合、又は削除依頼がある場合は迅速に応対させていただきますのでご連絡ください。
このサイトは、100%非営利に、純粋に「映画解釈の究極」を求めて運営されています。取り上げるべき作品・感想等ございましたらどんどんメールください。
当サイトはリンク・フリーです。
Copyright (C) 2007 Geijyutsu Taizen. All Rights Reserved.
Mail:webmaster@summaars.net