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トラック野郎 望郷一番星   (1976・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 100分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 野上龍雄 / 鈴木則文 / 沢井信一郎
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 菊池俊輔 / 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
島田陽子(三上亜希子)
梅宮辰夫(カムチャッカ・大熊田太郎次郎左衛門)
土田早苗(はまなすお涼)
小倉一郎(浜村紅夫)
春川ますみ(松下君江)
子供達をトルコに連れて行く桃次郎の狂気ここに極まり!悶々としたオヤジ群像を一人で背負い日本の性風俗をココに斬る!なわけねぇ〜だろ!これぞ!渋いエロオヤジになりたい若者のバイブル!マジこんな自由気ままなエロオヤジになりたいよな?

■あらすじ


広島の交通検問を見事に不法突破したトラック野郎・星桃次郎(菅原文太)とやもめのジョナサン(愛川欽也)。2人は一路北海道へ。道程のフェリーの中で知り合った亜希子(島田陽子)に早速一目惚れする桃次郎。一方、ジョナサンは今の家が、子供が9人に増え手狭になったので新居を構えるためにアルバイトにせっせと励んでいた。そんなある日、北海道の牧場で亜希子と再会する桃次郎。そして、桃さんの牧場通いが始まるのだった。1976年のお盆に公開された『トラック野郎』第三弾!


■70年代の邦画のクソッタレ・パワー全開!



遂に『トラック野郎』も第三弾に突入!前半は桃次郎の勃起ネタ全開!しかし、またしても後半はまったりと失速していく!何か完全に後半は流してるなぁ〜って感じだな。松竹から貸し出された島田陽子が意外に良くなく。目の充血もかなり気になる??遊びすぎだったのかなぁ?

しかし、前半のエネルギーは、最強だなこのシリーズは!よぉ〜しエロネタ徹底解剖で70年代の邦画のクソッタレ・パワーを伝えるぜ!


■お〜う!よう来たのわれぇ〜



ごらぁ!警察なめとったらこっぱくらわしちゃるど!

1976年と言えばやっぱりピラニア軍団興隆の年だな。この年に公開されたのが『河内のオッサンの唄』!オープニングはやっぱこいつら2人だな。しかもこいつらの役柄が東映ヤクザ映画ムード満点の交通取締りの警官。すごすぎるこの迫力。この2人が一緒に出てくると思わずにんまりしてしまうオレはかなり東映ヤクザ映画に毒されてるのかもな。

しかし、ここにサブイおやじ一人発見!「わかるかなぁ〜わかんね〜だろうなぁ〜?」っていうかオマエの存在価値が分からん。


■子連れトルコ風呂。すげえ時代だよな!



今回はジョナサンの子供のお守りを押し付けられ子連れでトルコに行く桃さん。東映トルコ・ガール(叶優子、城恵美、相川圭子)たちも今回はなかなか見せてくれます。しかし、何よりも目立たぬように目立ってしまっているのが、ジョナサンの長男のこの場違いな思春期の少年!画面の奥で固まったように東映トルコ・ガールのおっぱいに目が釘付けになってるし・・・

こいつしかもサウナみたいなマシーンにつかりきって、これじゃセンズリ・フリースペース状態だよな?コイツは絶対に抜いていたハズだ。そして、抜かなくば東映に出てる価値がない。70年代のパワーとはこのもや〜とした湯気のような妄想的熱気なのだ。

赤ん坊のお守りに熱中してるトルコ・ガールにムラムラとした桃さんはバックから一発やろうともするが、子供達に妨害されてしまう。桃次郎、あえなく撃沈・・・。


■桃次郎興奮ショット連発 エロ果汁100%ジュース



「ねぇ〜〜はやくおいでよ〜ぉ」

そんな黄色い声と、いかにもなエロ音楽がバックに流れる中、北海道へ向うフェリーの中で、トルコで溜まりに溜まったものを放出できず、一人悶々と下半身を押さえながらほっつき歩く桃さんの目の前に展開する刺激的で、解放的な夏の娘たち。70年代のオヤジが泣いて喜びそうな東映らしいエロ絶景四連発、まずは
汗だくになってワキ毛全開でコカ・コーラを飲む女・・・ファンタオレンジを頬張るように飲む女の口元、口元、口元・・・そして、喉元!!

そして、階段を駆け上がるナマ脚ホットパンツ娘たちのハンケツプリプリ・・・そして、この白い太もももまた汗だく。さらにストライプパンティをチラチラ見せつけるミニスカ娘!すっかり口をすぼめて下半身を手で押さえ込む桃さん!その気持ち分かるぜ!


さらに桃さん妄想の極致!ナマ太股全開に食い込むホットパンツの股間と、純白パンティのパンチラ二連発!亀仙人なら間違いなく鼻血放出状態の桃さんのこの表情がかなりグッジョブ!おお〜〜もう立ってらんねえぜ!股間以外は!とへっぴり腰でほっつき歩く桃さん。


「あれ?誰か突ついた?」

そして、キメは、ギンギンの下半身で狭い場所を通り過ぎようとして赤いホットパンツの女のケツにひっかかり、胡散臭げににらまれるシーン。
口笛を吹いてごまかすも、そこにあった鉄柵に下半身がぶつかり悶絶して倒れのたうつ桃さん!この時の音がかなり良い!「ピンッ!」だからね。しかし、この後に鶴光手配の超セクシー女(=『人間の証明』のエレベーターガール)のエロエロ詐欺に騙されるのだが、こんなすけすけのジャンプスーツ着てる女っていんのか?当時は?


■う〜ん、失速する原因は共演者?



悶絶のフェリーの中でマドンナとの遭遇!島田陽子(1953− )の登場。今回はトイレではない。しかし、この「あしたのジョー」の白木葉子お嬢様風の帽子。すげぇ〜〜なぁ〜。この人。70年代はやはり島田陽子年間だったんだな。しかし、東映映画に全くマッチしないこういうマドンナの起用はそれはそれで面白い。

そして、土田早苗(1949− )扮するはまなすお涼。彼女は島田と違いグッジョブだ!
そう桃さんとの団鬼六監修(ウソ)の妄想SMシーンで、のたうつあの官能美!!一見の勝ちありだぜ!お涼の表情も桃さんのナイスな表情も!

この2人と桃次郎とそのライバル(今回は梅宮辰夫扮するカムチャッカ)が殴り合いの喧嘩をする中での鼻血を拭いてもらうべたべたなギャグ。これは不覚にも笑えるかも・・・しかし、梅宮辰夫という人は、本当に良く転ぶか悪く転ぶか丁半博打みたいな存在感の俳優だよなぁ。今回はもちろん悪く転んでるのだが。それにしてもこいつドラゴンボールのヤジロベエそのものだったな。

しかし、カムチャッカとトラックでワッパ対決する時に流れる音楽は「暴れん坊将軍」じゃねえか?と思って音楽担当を確認してみると菊池俊輔だった。しかも亜希子との出会いのシーンの曲なんか「Dr.スランプアラレちゃん」やん。


■男ならリイド・コミック読みやがれ!



これぞオヤジの登竜門!リイド・コミックだぜ!のぐそに屁までこきながらリイド・コミックをハハハハ〜と満喫してる桃さんが、亜希子と再会するのだが、競馬に全く興味のないオレにはいまいちハイセイコーが特別出演しても感動できんな。

ちなみに特別出演と言えば、後半都はるみがとってつけたように登場し、「トラック音頭」を歌い出すのだ。さすが盆公開の映画的にみんなで盆踊りに励むのだが、ベタながらこういう演出は楽しい。結局桃さんは亜希子に振られるのだが、その寸前に当て馬に対して放つ一言がオレ的には最高だった。

「一生本番なしか? 人間にもこういうやついるんだよな」


■もう第三弾まで見てしまうと中毒症状が出てくるよな


しかし、良く考えるとどんなに女優の芝居がクサくとも、いやおそらく則文の演出がクサいのだろが…。クサくとも、このシリーズは
エロとトラック・アクションとクサいロマンスとクサい人情ドラマが無計画にミックスされているオヤジの食うお子様ランチ的な作品なんだと第三作まで見ていると分かり始める。

もちろんそういったことを菅原文太がしたからこそ価値があったのであるが。そして、段々ジョナサン一家も邪魔にならなくなるのも不思議なものだ。第三作目以降はなぜかこいつらの出現を待っているオレがいるのだ。そして、オレも30年遅れの東映戦略の思う壺にはまったのだ。

本作は1976年邦画興行成績第10位(5億4300万円)を記録した。

− 2007年9月5日 −


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