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トラック野郎 突撃一番星   (1978・東映東京)
■ジャンル: コメディ
■収録時間: 103分

■スタッフ
監督 : 鈴木則文
脚本 : 掛札昌裕 / 中島信昭
撮影 : 飯村雅彦
音楽 : 木下忠司

■キャスト
菅原文太(一番星・星桃次郎)
愛川欽也(やもめのジョナサン・松下金造)
原田美枝子(月田えり子)
せんだみつお(三番星(桶川)玉三郎)
樹木希林(石部スミ)
川谷拓三(矢野駿介)
亜湖(マリー)
遂にトラック野郎も凋落の一途を辿るのかと思いきや!起死回生の一作!コイツは面白い!何よりも女性陣がお色気たっぷりなのが良い!やはりオトコの映画の基本はお色気だよな!トラック野郎の「聖地」といえばフェリー上のエロコント!本作のエロコントもベタベタで冴えまくり。しかも樹木希林&せんだみつおの投入が吉と出た!素直に樹れい子(まり子ではなく)のスーパーボディに耐えて耐えて、樹木希林のドアップで果てて涙せよ!

■あらすじ


日本全国を縦断する長距離トラックの運転手・星桃次郎(菅原文太)は今日も相棒のやもめのジョナサン(愛川欽也)と鳥羽を突っ走る。そして、夜の県道で遭遇した月田えり子(原田美枝子)に一目惚れする桃次郎。一方、ジャナサンもストリッパー・マリーのヒモに成り下がり家族を捨てようとする。そんな2人に調子のイイ詐欺師・玉三郎(せんだみつお)が3人目の相棒として加わることになる。1978年お盆に公開された『トラック野郎』シリーズ第七弾。


■最後のワルあがき転じて福をなす!



遂に第七作目に突入したトラック野郎!そして、これがまた意外に面白い!とにかく全てがバランスよく暴走している!。しか〜〜も、便乗王国東映が『宇宙からのメッセージ』だけでは飽き足らずこの作品でもSFブームを利用しつくす!勿論東映のことなので、便乗の効果の程はかなり疑問だが、とにかく弾けてる!

まさに最後のワルあがき転じて福をなす!ワルあがきの象徴的存在でもあるせんだみつおの投入が奇跡的に吉と出た!今まであらゆるものにトドメをさしてきたこの「お笑い界の死神」せんだがなぜか輝いている!さらに樹木希林の投入でもう野郎のマンネリは見事にぶっとばされた!

後は3人娘の超ド迫力ボディーで、オトコの下半身にまでトドメを刺しきった。『トラック野郎』の隠れた傑作!それが第七作目である。


■トルコはオレのパスポート!



オープニングから色っぽいDJのお姉さんの妄想ラジオを聞きながら、一路トルコへと直行する桃さんの姿から物語は始まる。本作は不本意なことに「東映トルコガール」の出演はないが、トルコを最初の5分もたたないうちから登場させるこのやけっぱちぶり。さすがに東映。別名荒波の三角印。

しかも「トルコ宇宙船」やら「トルコ王朝」やら「祇園トルコ」やら、もう煩悩の極致のようなネオンサインが早々に登場してくれる。かなり気になるのだが、ココは雰囲気からして滋賀の雄琴か?



■今度わたしとコンタクトしない?・・・する!する!!



そして、舞台はトラック野郎の聖地フェリー上へ!おおっ!なんなんだこの女は!化けもんか!?というほどにセクシーという言葉を遥かに越えたエロいオンナが登場する。小麦色の肌にホットパンツ!もう頭の先から足のつま先までフェロモン全開!なんとか姉妹の100倍はナチュラルなこの肉感的ボディー。


そして、もちろんお約束の桃さんのエロコネタ。そのお尻と太ももにひきつけられるように前のめりになってけつまずき、お尻に突っ込んでいく!「オオオ!」もっともリアルに嬉しそうな文太兄ィの歓喜の雄叫びがフェリー上にこだまする!やはりトラック野郎たるものフェリーで暴走してなんぼだな。

このわずか数分間しか登場しないスーパーボディ女の名前は樹れい子。1974年度ミスインターナショナル日本代表。169p、B84、H58、W85のスーパーボディの持ち主。1956年にアメリカ人の父と中国人の母の間に生まれたこの時代にオトコとガキどもの欲望を一心に受け止めていた美女。

う〜〜ん。なぜ昔のオンナの方が、そそるのか?おそらくナチュラルで健康的なところか?今のセクシー系はバカ丸出しで、バカを売り物にしすぎていたり、変に利巧ぶったりして、商品っぽくないからその分、オトコの下半身を燃え上がらせないのだろう。

オレから言わせれば本当のセックスシンボルは商品に成り切るべき!少しでも人間らしさを出そうものならそれはもうオトコを心の底からそそらせることは出来なくなる。ナチュラルな美女のロボットのような笑顔、眼差しがオトコにさまざまな妄想を与えるのである。


■オレも美枝子ちゃんにイルカのように調教されてぇ〜



70年代最もオトコ達が妹にしたがっただろうオンナ原田美枝子(1958− )。演技はノーコメント。しかし、かわいい。そして、胸デカイ。これって完璧だよな。文太兄ィとはあまりかみ合ってなかったし、拓三とはかみ合ってない以前の問題だったが、しかし、この胸の谷間を見せ付けられたらオレは全てを許せる。

しかも、すっぴんでこのかわいさ。さらに生活観が溢れてる。それに肌も水を弾いてるからね。やっぱ若いっていいことだよな?とにかく美枝子がカワイすぎる。
こんなカワイイ美枝子にならイルカのように調教されたいと妄想した桃さんのロリコン魂も許せる!


■オヤジなら一回くらい風俗嬢を彼女にしてみやがれ!



陽気な峰不二子キャラが来て、妹キャラが来て、そして、来ました幸の薄い風俗嬢キャラ。そして、このマリーを演じるのは亜湖!ナイスおっぱい!お〜〜この胸と叶○香の胸あなたどっちを選ぶ?

そして、本作最大の問題のオトコ・ジョナサン。毎回登場する妻子が出てこないのも頷けるほどに本作のジョナサンは堕ちていく!しかもオヤジにとって結構憧れ的な堕ち方を・・・そうストリップ嬢に「パパ」と呼ばれ、マネージャーとして一緒に行動するジョナサン。これほどオヤジ冥利につきる堕ち方ってないんじゃないか?

オヤジになったら、若い娘と歪んだ恋愛の一つでもしてみたいと思うのが、普通の心理である。それを否定せずに何の臆面もなく実行するジョナサンの姿に何故かオレは惚れた。


■トラック野郎最高のラブシーン!



「ええの〜?。こんなわたしでホントにええの〜?」

そして、最後のトドメに4人目の美女・樹木希林(1943− )!岸田森の元奥さん!とことんまでブサイクキャラで逆にカッコよすぎなこの女は、桃さんと騎乗位キッスまで果たす!しかも何故かノリノリの文太兄ィ。

ある意味、樹木希林がこの作品にとてつもないパワーを与えていた。
特に笑えるのが、「キミィ〜。よかったら明日わたしと付き合わん?」のシークエンス。この文太兄ィとのやり取りかなり芸達者!


■拓ボンが文太兄ィをボコボコにする逆転のカタルシス



この作品。あらゆるものがてんこ盛りなだけあって、ストーリーを追うという行為は全く空しい行為に成り下がる。ただとにかくハイスピードなテンションに溺れよ!そして、最後はたいした理由もなくとりあえず信雄をしばいとけ!

誰もが信雄が悪いとは思えない状況の中、トラックで家をぶっつぶし、タコ殴りにし、去っていく文太兄ィ。「なんでオレなんだよぉ〜」と言った信雄の表情。しかし、深くは考えるな!鳥羽を感じよ!鳥羽を愛するヤツラには分かるあの一種独特な風光明媚さ。オレにとって、そんな鳥羽が舞台でこの豪華キャストなちゃんぽんコント。それだけで大満足だ。

そして、拓ボンが文太兄ィをボコボコに殴っている姿を見て『仁義なき戦い』『県警対組織暴力』で文太兄ィに殴られ続けてきた拓ボンの勇姿に、逆転のカタルシスを感じよ!

さすがに本作あたりからトラック野郎人気にも翳りが見え始める。ちなみに1978年邦画興行収入第10位(8億3000万円)だった。

− 2007年10月8日 −


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